ご希望の野球場情報を無料で検索できます。

施設検索/ホームメイト・リサーチTOP

スポランド
野球場
トップページへ戻る
トップページへ戻る

野球情報

野球場の安全策



スポーツを観戦するときは、極限に近いプレーで観客を喜ばせてもらいたいものです。しかし、高いレベルのプレーを追求するほど、ケガのリスクも高くなってしまいます。とくに野球の場合は、ボールを追いかけてフェンスに激突したり、選手同士が交錯したり、つねにケガの危険性が伴っており、そのために思い切ったプレーができないということがありました。近年の野球場では、より選手の高度なプレーを引き出すために、安全にケガを防ぐための様々な工夫が施されています。

ラバーフェンスの普及

ラバーフェンスの普及

野球では、選手には様々なケガの可能性があります。肉離れや靭帯の傷みなど、選手の準備やケアで予防できるものもありますが、ボールやバットなどの道具、フェンスなど球場の施設が原因でケガをしてしまうこともあるのです。球場では、選手が思い切りプレーをしても、なるべくケガをしないように、安全対策を施しています。

グラウンドの周囲を囲むフェンスは、高さに規程はないものの、フィールド内でバウンドしたボールが簡単にスタンドに入ってしまわない高さが求められ、3mが目標となっています。3mのコンクリートの壁に、選手が激突すれば、当然ケガの心配が出てきます。1977年には、阪神タイガースの佐野仙好選手が、外野フェンスに激突して頭蓋骨骨折のケガを負いました。この事故をきっかけに、プロ野球ではすべての本拠地で、フェンスの内側に衝撃緩和のクッション層を取り付けることが決められました。その後、全国の主要な球場で、クッション性のあるラバーフェンスが普及していき、素材や厚みなど研究開発が進められました。ラバーフェンスの普及によって、選手はフェンス際の打球に対しても、思い切ったプレーができるようになっているのです。

眩しさは危険!

眩しさは危険!

日本の野球場の多くは、選手が太陽を背にしてプレーするように、ホームベース側が北になるように設計されています。これは選手たちがプレーするとき、太陽が目に入らないようにするためです。野球の硬式ボールはとても固いので、フライボールでも当たればプロでも危険です。もちろんプレーしやすいようにという配慮でもありますが、守備の選手が逆光でフライボールなどを見失う危険にも対応しているのです。プロ野球では、ほとんどがナイトゲームとなっていますが、照明の位置もまた、明るさを確保しつつ、競技に支障のないように決められています。

人工芝を改良し、ケガを緩和

人工芝を改良し、ケガを緩和

日本で天然芝が導入され始めた頃、まだ天然芝の育成技術が未熟だったこともあり、ボールが不規則に跳ねたりするイレギュラーバウンドが頻発していました。そのため、顔面にボールが当たったりして、ケガをする選手がたくさんいました。1970年代後半に入ると人工芝のグラウンドが現われました。イレギュラーが少ない人工芝は、天然芝よりも捕球しやすく選手の間で好評でした。でもそのころの人工芝は、コンクリートの上にシートを敷いたもので、地面が固く、選手の足腰に負担をかけるものでした。また滑り込むと摩擦でやけどをしたり、芝が固いためにスライディングしたときに、手をつくと引っかかってケガをする危険もありました。とくに内野を守っていた選手に腰やひざなどの故障が多く、人工芝が選手寿命を縮める要因のひとつになっていたほどです。それから研究が進み、現在では芝目の長いロングパイル人工芝やより柔らかい人工芝、充填剤としてゴムチップなどを入れることでクッション性を持たせた人工芝が開発されています。これらによって、足腰への負担を和らげるとともに、選手がダイナミックなプレーができるようになってきています。