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プロ野球チーム
「東北楽天ゴールデンイーグルス」



東北楽天ゴールデンイーグルスは2005年に誕生したばかりで、プロ野球12球団で最も新しいチームです。球界再編問題のなかで生まれ、2011年には東日本大震災に被災するなど、短いながら激動の歴史を歩んできたイーグルスは、プロ野球構造改革の象徴であり、震災復興の象徴でもあるのです。

プロ野球再編問題

プロ野球再編問題

東北楽天ゴールデンイーグルスの成り立ちには、プロ野球史上の大事件となった「プロ野球再編問題」が大きく関わっています。2004年、近鉄バファローズとオリックス・ブルーウェーブの合併に伴い、2リーグ12チーム制を維持すべきか、1リーグ8~10チーム制に移行すべきか、という議論が持ち上がりました。2リーグ制維持を求める選手会に対し、一部の有力オーナーが対話すら拒否したことから、日本プロ野球史上初めてのストライキにまで発展しました。この問題は、新たに1チームを加えての2リーグ制維持という形で決着し、50年ぶりの新規参入チームとして、東北地方で初めてのプロ野球チーム、東北楽天ゴールデンイーグルスが誕生したのです。

創成期の東北楽天ゴールデンイーグルス

創成期の東北楽天ゴールデンイーグルス

結成当初のイーグルスは、開幕前から「シーズン136試合で100敗するかどうか」が議論されるような有様でした。それもそのはず、このときのイーグルスはバファローズとブルーウェーブの合併で「あぶれた」選手たちが中心だったのです。一線級の選手はバファローズのエースだった岩隈久志投手や、最強の5番打者と呼ばれ、後にミスターイーグルスと称された礒部公一選手などほんの数名で、監督はプロでのコーチ経験すら無い田尾安志監督でした。しかしこの年、選手やスタッフの奮闘で100敗を免れると、その後は甲子園のスター・田中将大投手を獲得するなど着実に力をつけ、2009年には2位となってクライマックスシリーズに進出するなど、急激な上昇曲線を描いていきました。現在では群雄割拠のパ・リーグでクライマックスシリーズ進出争いに割って入ることも多くなり、初優勝への期待は年々高まっています。

被災地・東北のチームとして

被災地・東北のチームとして

2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震を発端に、東日本大震災が発生しました。チームは兵庫県でオープン戦の試合中でしたが、仙台を本拠地とするイーグルスは、スタジアムや選手の家族、スタッフ、ファンなど多くの人が被災していました。選手たちは報道で被災地の惨状を知り、「野球をしている場合なのか」と葛藤しました。しかし多くのファンが、彼らの活躍を心待ちにしていることを知り、野球を通じて多くの人たちを勇気づけようと考えたのです。選手会長の嶋基宏選手は、ファンの前で「今こそ野球の底力を見せましょう」と語りかけました。イーグルスの選手たちは、試合での全力プレーで被災地に勇気を届け、スタッフも一丸となって、ボランティアや復興支援試合の開催、募金活動などを積極的に行ない、今もなお東北の人々の希望の光となっているのです。