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野球場が海を越えた友好の架け橋に



「スポーツの世界に国境はない」という言葉をよく聞きますが、2013年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で行なわれた日本対台湾の一戦は、正にその言葉に相応しい試合となりました。

台湾へのメッセージを掲げよう

台湾へのメッセージを掲げよう

2011年3月11日、日本の東北地方を襲った未曾有の大震災。世界中から日本への支援が送られるなか、世界最多の200億円を超える義援金と400トンを超える支援物資とともに、世界のどこよりも早く救助隊を派遣してくれたのが台湾でした。

2013年のWBCで、日本が台湾と試合することが決まると、日本のひとりの男性がFacebookで、試合会場の東京ドームで台湾への感謝のメッセージ入りのポスターを配ることを告知しました。その記事は数千人にシェアされ、インターネット上で沢山の人が知ることになりました。また、Twitterでも、当日東京ドームで試合を観る人に、台湾への感謝のメッセージを掲げようという呼びかけが広がり、その模様は海を超えて台湾の人も知るところとなりました。このことに多くの台湾の人たちが感動し、「日本は本当の友達だ」など、たくさんのコメントが寄せられたのです。

球場で見られた友好関係

球場で見られた友好関係

試合当日、Facebookで告知した男性が配った1,000枚のポスターの他にも、多くの日本のファンが台湾チームに対して「がんばれ!台湾」「ありがとう台湾」「感謝TAIWAN」などのプラカードを掲げました。すると、なんと台湾のファンからも「日本がんばれ!」「がんばれ東北!」など、日本を応援するプラカードが掲げられたのです。国と国の威信をかけて戦う国際試合では、しばしばファンの間で互いをおとしめるような野次が飛び出してしまうのも、珍しい事ではありません。しかし、WBCで見せた日本と台湾の国境を越えた友好関係は、野球ファンだけでなく、スポーツを愛するすべての人に感動を与えたのです。

台湾への感謝と日本への敬意

台湾への感謝と日本への敬意

日本対台湾の試合は、温かい友好ムードに包まれるなかで、内容も両チームの選手達が互いのベストを尽くす素晴らしいものとなりました。延長戦にまで及んだ試合は、激闘の末4-3で日本が辛勝します。すると、試合後のマウンド付近で驚くべき光景が飛び込んできたのです。なんと、台湾の選手達がマウンド付近で円陣を組むと、観客席に向かって帽子を取って深々とお辞儀をしたのです。さらに、試合後のインタビューで台湾の選手達は「応援してくれた日本のファンに感謝の意を表明したかった。」などとコメントしました。試合に負けたにも関わらず、日本への感謝と敬意を見せた台湾選手のスポーツマンシップに、日本中のファンが心を打たれました。この試合会場であったことは、またTwitterなどで広がり、日本が示した感謝と台湾が返した敬意は、WBC2013年大会の一番の話題となりました。正に、WBCの舞台が海を越えた友好の架け橋となったのです。