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金属バットと木製バットはどう違う?



野球の試合で使用されるバットには、金属バットと木製バットがあります。現在はプロ野球や社会人野球、大学野球では木製バットが使用され、高校野球や少年野球では金属バットが使用されています。では金属と木製では、どんな違いがあるのでしょうか。

金属バットと木製バット

金属バットと木製バット

木製バットの素材は、アッシュ、ハードメープル、ヒッコリーなどが使用されています。なかでもアッシュ材のアオダモは、良質なバット材としてプロ野球選手などにも好まれています。金属バットの素材には、ジュラルミンやアルミなどが使われています。当然、金属は木よりも丈夫なため、コストは割安になります。バットは元々木製だったのですが、折れにくく経済的なバットが求められたことから、金属製のバットが作られました。少年野球や高校野球などでは、予算が限られているため、折れやすい木製バットを使わず、金属バットを使用しているのです。

打球の違いと使い方の違い

打球の違いと使い方の違い

バットの素材によって、丈夫さが違うのはもちろんですが、硬さも違ってきます。木製に比べて金属は硬いため、ボールがバットに当たったときにより強くはじき返すことができます。そのため、金属バットは木製バットに比べて速い打球を打つことができ、飛距離も伸びるのです。また、金属バットは、木製バットよりも効果的に力を伝えられるスイートスポットが広く、ミートしやすいという特徴も持っています。

プロ野球で金属バットの使用が禁じられている理由は諸説ありますが、プロの選手が金属バットを使用した場合、飛距離が出過ぎて野球のゲームバランスが損なわれるということもありますが、打球が速すぎて危険だということもあるようです。

高校野球で金属バットを使っていた選手が、大学やプロ野球で木製バットに持ち替えると、その違いに戸惑うこともあるそうです。2004年に三冠王に輝いた、福岡ソフトバンクホークスの松中信彦選手も、はじめは木製バットに悩んだそうです。松中選手は社会人野球出身ですが、当時は社会人野球でも金属バットの使用が認められており、プロ入りしてから木製バットの使い方を覚えていったんだとか。松中選手は「金属がボールとの衝突であるのに対して、木製はムチのイメージ」だと言います。一流の選手になると、材質に合わせて、バットの使い方まで変えるんですね。

折れたバットの再利用

折れたバットの再利用

プロ野球などの試合を観ていると、時々バットが折れてしまうのを見ることがあります。折れたバットは修復することもできますが、折れやすく危険なため、プロの選手は使わないのが普通です。でも1年に何本も折れているバットですから、捨ててしまうのももったいないですよね。最近では、折れたバットを再利用して、様々なグッズを作っています。木という材質を利用した箸や、ボールペン、グリップの形を活かした靴べらなどもあります。また、好きな選手が使用したものであれば、折れたバットも欲しいと思うファンもいるので、そのままファンにプレゼントすることもあるそうです。ちなみに、折れたバットではないのですが、王貞治選手が846号ホームランを打ったバットは、846(やしろ)にかけて歌手の八代亜紀さんにプレゼントされたそうですよ。