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高校野球のバットはプロより重い?



野球の試合で使われるバットは、大きさや形、塗装など、ルールによって様々な規程が定められています。プロ野球とアマチュア野球では、規程が違うこともあります。実は高校生とプロ野球では、高校生の方が重たいバットを使っていることを、知っていましたか?

バットの規定

バットの規定

木製バットしか使用できないプロ野球と違って、高校野球では金属バットが使用できます。そのため、高校野球では、金属バットの規定が定められているのです。バットはなめらかな丸い棒で、太さは最も太い部分の直径が6.6cm以下、長さは106.7cm以下と決められています。しかし、アマチュア野球の金属バットには、プロ野球にはない、重さの規定があり、900g以上とされています。どれほど軽いバットがよくても、これ以上軽くすることはできません。

バットの重さの意味とは

バットの重さの意味とは

野球の試合のなかで、バットの重さは一体どんな意味を持つのでしょうか。実はバットの重さは、打球の飛距離と関係しているのです。重さが違うバットを同じスピードで振った場合、ボールにより大きな衝撃が伝わるのは、重いバットの方なのです。しかし、もちろん闇雲にバットを重くすればいいというものではありません。バットが重くなれば、その分コントロールは難しくなりますし、バットを振るスピードも遅くなってしまいます。打球の飛距離は、バットの重さとスイングのスピードのバランスが大事なのです。プロ野球の場合、以前は1,000gにもなる重いバットを使う選手もいました。しかし、バットコントロールやスイングスピードが重視され、現在では900gを切るようなバットを使う選手も少なくありません。つまり、プロ野球選手のなかには、高校球児よりも軽いバットを使っている選手が少なからずいる、ということなのです。

重量バットを使う選手たち

重量バットを使う選手たち

バットの軽量化が主流となっているなか、重いバットを利用している選手もいます。埼玉西武ライオンズの中村剛也選手は、バットコントロールは難しくなっても飛距離を出そうと、2011年に930gだったバットを、950gに重くしました。わずか20gと思うかもしれませんが、繊細な感覚にこだわるプロ野球選手にとっては大きな違いなのです。また、千葉ロッテマリーンズの岡田幸文選手は、細身の身体で長距離バッターではないのですが、だからこそピッチャーの球威に負けないように、960gという重いバットを使っています。それでもバットコントロールをしやすく、スイングスピードを上げるためにグリップを太く、先端部分のふくらみを減らして重さを感じにくくしているのです。またグリップの握りも短く持って、バッティングでも工夫をしています。プロ野球の選手たちは、グラム単位、ミリ単位で道具にこだわり、工夫を凝らしているのです。