
上毛新聞敷島野球場は、群馬県前橋市の県立敷島公園内にある群馬県随一の本格的な野球場です。現在では両翼99.1m、中堅122m、内野はクレー舗装、外野は天然芝になります。照明塔も6基設置されています。収容人員は20934人収容できます。群馬県が所有し、敷島パークマネジメントJVが運営管理しています。命名権を上毛新聞が取得しこのように呼ぶようになりました。時には前橋敷島球場と呼ばれる時もあるようです。野球場の開場は歴史があり、1932年に開場、1950年から群馬県が所有しています。1963年、1986年、1989年、2010年に大規模改修を実施しており、1986年改修時に外野スタンドをコンクリート張りに改修しました。当時の外野スタンドは芝生張りが多く、このような改修工事は異例な工事となりました。1989年改修工事では内野スタンドの拡張も行われ収容人員も増やしました。2009年、2010年には野球場の広さが91.5mではプロ野球。・アマチュア野球の開催企画を充足する両翼を99.1mまで拡張、照明設備も増強され最大照度はバッテリー間2000Lxとなりました。ベンチもFRPベンチ席のみだったのですが、内野スタンドの座席も個別席に入れ替えました。コンクリート舗装だった外野スタンドもFRP製のベンチを設置しました。更に屋外ブルペンも撤去し、ファールエリアを広げる工事(フォールドシート)も行われました。主に高校野球などアマチュア野球公式戦が開催されています。現在では、夏の甲子園を決める全国高校野球選手権大会群馬県大会決勝戦が行われる野球場にもなっています。今年は春夏連覇を掲げる健大高崎高校が優勝を決めました。プロ野球公式戦の開催は不定期で、埼玉西武ライオンズが2、3年おきに1試合行っています。セリーグも各チーム不定期に開催しています。2008年からは、ベースボール・チャレンジ・リーグの群馬ダイヤモンドペガサスが主催試合を開催しています。最寄りの駅は群馬総社駅となっていますが、4キロほど離れている為、バスかタクシー利用をお勧めします。