高校野球山梨大会決勝が行われる野球場
小瀬スポーツ公園野球場は、山梨県甲府市の山梨県小瀬スポーツ公園内にある野球場で小瀬球場とも呼ばれています。山梨県が施設を所有しており山梨県のスポーツ協会が指定管理し運営しております。開場は1986年。内野はクレー舗装、外野は天然芝です。両翼は92m、中堅120mとややホームランの出やすい広さです。1986年当時に国民体育大会の硬式野球競技を行うにあたり利用されたことが始まりでした。全国高等学校野球選手権山梨大会の開会式、全国大会の甲子園を決定する試合の決勝戦で利用されており、主にアマチュア野球のメイン球場として使用されています。全日本クラブ野球選手権山梨大会の会場としても使用されているようです。2006年に球場の改修工事が行われ照明設備6基が設置されスコアボードも電光掲示板に変更されました。その時フェンスの塗装もあったそうです。フェンスの高さは2.5mで現在は濃い緑色です。スコアボードは逆台形のデザインになっており、現在はスピード測定器も設置されています。メインバー表示部は22列になっており、プロ野球のパリーグで使用されているDH制にも対応しています。ボールカウントも現在のBSOに開場当時から変更されています。スタンドはバックネット裏の赤色部分は椅子席、一塁側と三塁側の青色部分はベンチ席、外野は芝生席となっています。内野の定員が7955人、外野が12000となっており収容人員19955人収容できる野球場です。甲子園球場のような屋根等の設備は無い為、降雨時は雨具が必要になります。2004年まではプロ野球もオープン戦が行われるくらいでしたが、その年以降で横浜ベイスターズ主催の公式戦で使用されました。2007年6月11日に横浜ベイスターズ対西武ライオンズの公式戦が行われました。2009年には横浜ベイスターズに所属していた工藤公康投手がプロ野球人生最後の勝利を小瀬スポーツ公園野球場で挙げています。野球場までの交通アクセスについは、南甲府駅からタクシーで約10分程度、お車の場合は中央道甲府南インターチェンジ下車約10分で来場できます。山梨県においては本格的な野球場として使用されています。