歴史ある野球場
JR紀三井寺駅から徒歩で約30分、阪和自動車道を利用の場合は海南ICから約15分の場所にある紀三井寺公園。
その紀三井寺公園は緑豊かな自然に囲まれており、また公園内にも多数の樹木・花が咲き、近隣住民の皆さんの憩いの場となっております。
施設としては陸上競技場、テニス場、球技場などがあり、また野球場もあります。
この野球場は昭和40年にグラウンドとスタンドが完成したとても歴史のある球場で、毎年全国高等学校野球選手権大会の地区予選、和歌山大会の会場としても利用され、多くの高校球児の汗と涙、数々の熱戦が繰り広げられた球場です。
両翼98m、センター間120mの広さがあり、内野部分は黒土で外野には高麗芝が敷きつめられ、とてもきれいに整備されております。
地域球場としては珍しい施設で、観客席に上がれるエレベーターが設置されており、車椅子ご利用の方にも観戦がしやすいように配慮されております。
2006年秋季高校野球近畿大会でこの紀三井寺球場が利用された時に、場外へ飛び出す特大本塁打(飛距離推定170m)が出ました。その記念ボールは、隣の施設である紀三井寺公園陸上競技場に記念盾と共に展示されています。球場に行かれた時は是非こちらの展示も見てほしいと思います。