山陰でプロ野球が行われる野球場
米子市民球場は、鳥取県米子市の米子市東山運動公園(どらやきドラマチックパーク米子)内にある野球場です。米子市の所有で米子スポーツマネジメント共同事業体が指定管理者として運営管理しています。開場は1990年6月で内野はクレー舗装、外野は天然芝になります。照明塔も6基ありナイターもできます。両翼は92mとホームランが出やすい広さですが、中堅が120mある為、左中間、右中間が広い形の野球場です。フェンスは平均の3mの高さになります。この野球場の広さについては、阪神甲子園球場がラッキーゾーンがあった時代に広さに似せて作ったそうです。収容人員は14000人収容できます。施設命名権売却により、現在はどらドラパーク米子市民球場と呼ばれているそうです。米子市民球場は山陰両県でプロ野球の一軍公式戦が開催される唯一の野球場です。1992年から年1でオリックス・ブルーウェーブ、1999年からは広島東洋カープが年1で公式戦を開催していましたが、オリックス・ブルーウェーブは2002年以降、広島東洋カープは2014年以降開催していないそうです。2軍のウエスタンリーグ、イースタンリーグの試合も開催されています。命名権の売却については、米子市に本社を置く菓子メーカー丸京製菓さんが応募し、どら焼きを製造している会社で、丸京製菓さんのどら焼きは年間生産量約1億3000万個にのぼり、単一工場生産では日本一と言われているそうです。丸京製菓さんは米子市をどらやき生産量世界一のまちとPR活動しているほかに市民の日常のコミュニケーションの場として、元気と夢と感動を与える公園にしたという事から、このどらやきドラマチックパークという命名にしたそうです。2010年にはより市民に親しみやすい名称にという事でどらドラパーク米子市民球場に制定されました。2024年春には電光掲示板がレトロからLEDに改良しています。アクセスについては、JR西日本山陰本線・東山公園駅下車後徒歩約5分の場所です。
高校野球等のアマチュア野球の大会としても使用されています。