出雲市を代表する木造の多目的ドーム!
出雲健康公園出雲ドームは、島根県出雲市の出雲健康公園内にある多目的ドーム施設です。出雲市が所有し。、NPO法人出雲スポーツ振興21がして管理者として運営管理しています。1992年に開場し、内外野とも人工芝で両翼90m、中堅110mとやや野球場としては狭いグラウンドになります。鹿島建設が建設しました。収容人員は2500人となっております。出雲ドームの建設にあたり古代最大の木造建築とされる「出雲大社」を有する出雲市に木造の大空間構造を蘇らせることがコンセプトとされたことから、出雲ドームは木とテフロン膜にスチールを組み合わせたハイブリット構造で、ハイブリット膜ドームとしては当時としては世界最大規模の建造物となります。いうもドーム建築後1997年に秋田県大館市内にできた「大館樹海ドーム」が長径の差し渡しが178mと出雲ドームより規模が大きいドームが出来たことで最大では無くなりましたが、出雲ドームは米国オレゴン州ベンド産のベイマツが使用され、州内で製材・乾燥・加工が行われ、ポーランド港から神戸港を経て出雲市に輸送されました。集成材の穴あけ加工は現地で行われ、ドームの屋根全体を地上近くで組み上げて木材の軽さを利用してドーム全体を一気にジャッキアップするプッシュアップ工法が採用されました。出雲ドームの構造は和傘の蛇の目傘を参考にし36本のアーチ材を放射状に配しています。1998年まではクレー舗装でしたが2000年に人工芝を張りました。野球の公式戦は以前は行われておりましたが狭いので現在は練習などで利用されることになっています。それでもドーム内にある資料館には、広島カープで活躍した大野豊、佐々岡真司、近鉄で活躍された梨田昌孝、現在もソフトバンクホークスで活躍中の和田毅投手ンなどの記念品などが展示されています。出雲もくもくドームという愛称で呼ばれることもあります。現在は、軟式野球、ラグビー、サッカー、ソフトボールなどで使用される多目的ドームとしています。