倉敷の歴史ある野球場
倉敷運動公園野球場は1949年開場の歴史ある野球場です。倉敷市スポーツ振興事業団が指定管理者として運営管理しています。かつてはプロ野球公式戦も開催されたことがある野球場で現在では高校野球、社会人野球などのアマチュア野球の公式戦として利用されていることが多いです。内野はクレー舗装、外野は天然芝です。開場当時は収容人員15000人収容されグランドは中堅114m、両翼91mの野球場でした。当時は中国地方最大級の野球場として脚光を浴びたそうですが、老朽化にともない1991年に全面改築されました。ナイター設備(照明塔6基)とバックネット裏に屋根が設置されスコアボードも磁気反転式に変更されました。グランドと内野スタンドも拡張されましたが、内野席の間隔を広げることになり外野スタンドが縮小されることで現在は10550人収容と少なくなりました。現在のグランドは両翼93m、中堅121mの広さがあります。フェンスは3.1mと普通高さです。更に2014年にはLED電光掲示板方式にスコアボード変更されました。歴史として1949年に当時のプロ野球公式戦東急フライヤーズ対大阪タイガースの試合ありました。当時15000人収容でしたがその試合については35000人の観衆がつめかけ、外野フェンスのグランド側にも観客が座っていたそうです。フェンス際の外野フライを観客がとってしまいホームランになってしまうという珍プレーもありました。1962年には岡山国体の野球が開催されました。1981年にはメジャーリーグのカンザスシティ・ロイヤルズが来日し、読売ジャイアンツと阪神タイガースとの連合チームとの試合も倉敷運動公園野球場で行われました。1995年にはアトランタオリンピック野球競技アジア予選の会場にもなったそうです。運動公園内にはウェイトリフティング場、軟式野球場、テニスコート、武道館、弓道場、子供用プール等があり色んなスポーツを楽しめる運動公園となっています。立地も良く水島臨海鉄道水島本線の球場前駅から徒歩3分で野球場に到着します。
現在は倉敷マスカットスタジアムが中心になりましたが、歴史ある倉敷運動公園野球場で野球を楽しむ方法もあります。