佐賀県でプロ野球公式戦が開催される野球場
みどりの森県営球場は1999年4月に完成しました。佐賀県が運営管理しており、鉄筋コンクリート3階建て構造で内野はクレー舗装、外野は天然芝のグランドです。両翼は99.1m、中堅122mと本格的な広さをほこり収容人員は16532人収容できます。スコアボードは現在LED式フルカラービジョンになっております。県民からの公募により、このみどりの森県営球場と名付けられました。公園内の施設として整備されることを考慮して、利用者に威圧感を与えないようスタンド全体を円形にし、高低差を抑えて傾斜がなだらかになるように設計されました。2001年にはナイター設備が追加設置されました。公園内には芝生広場や親水スペース、テニスコート、アーチェリー場などが整備され、森林公園は2003年に竣工しました。開場以来高校野球等アマチュア公式戦が行われています。プロ野球の試合ではセリーグの読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズ、広島東洋カープが主催試合を開催しており、最近では毎年3月に埼玉西武ライオンズがオープン戦で主催試合を開催しております。公式戦はセリーグのみで、1999年4月17日広島対横浜、2001年5月19日、20日は広島対中日、2002年9月11日に横浜対広島、2003年7月30日に広島対ヤクルト、2005年4月27日に横浜対広島、2009年に巨人対ヤクルト、2023年4月19日巨人対横浜の計8試合の公式戦が開催された実績があります。エピソードの一つとして2009年4月22日の巨人対ヤクルトの公式戦で巨人の坂本勇人選手がタイムリーヒット打って巨人が逆転勝ちしたエピソードや2021年5月19日にも巨人対広島の試合を予定していましたが、新型コロナウィルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言を受けて違う野球場での開催となったエピソードもございます。佐賀県でプロ野球の公式戦が開催される唯一の野球場です。アクセスについては久保田駅より徒歩約30分で到着します。バス利用の場合は佐賀駅バスセンターより市営バス「久保田総合センター」行、昭和自動車「大手口バスセンター行」、「多久行」、「鹿島中川行」、「武雄温泉行」のいずれかの乗車し、「森林公園前」で下車し徒歩5分で到着します。